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シトリンの加熱処理について

以前からよくいただくご質問
『シトリンの加熱処理』について、
お問い合わせやコメントをお寄せいただいたお客様皆様、心より感謝申し上げます。

当店で使用するストーンの説明文には、加熱処理についは記載していません。

現時点では、加熱処理が行われたかどうか、鑑別機器を備えている専門施設、専門家であっても、明確な判断をすることは出来ない現状となっております。

そのため、
シトリンの鑑別書の開示コメントには
例『通常、色の改善を目的とした加熱が行われている』という内容が記載される場合が多いです。

クォーツ類の中では
主にシトリンですが、
『加熱』は様々な宝石に行われる加工処理で、各国いずれの業界でも広く容認されています。

加熱により色の変化が起こる理由は
石自体に潜在因子(遷移元素)があることが大前提です。(拡散除く)

もともと石がもっているものを、
引き出す処理であり、
加熱処理による
結晶の周期・異方性への影響や軟化、劣化等は無いと当店では認識しております。
シトリン(クォーツ)は、比較的タフな石です。
業界では加熱処理が通常行われているという前提で加工されている場合が多く、加熱処理後に、負担がかかる爪留めや、鍍金溶剤に入れても問題ない石です。
非加熱のクォーツと同様の扱いです。

以上の理由により、当店では
【加熱処理によりパワーストーンの価値が下がるとは考えていません】

しかし
染色したものに対しては、違います。

石に無いモノを、外から入れる染色は、加熱による色調整とは全く違う処理です。

染色(着色)された廉価なストーンは
褪色、色落ちリスクもあります
(*すべてでは無いですが)

染色(着色)処理が多く行われているストーンは、「宝飾用めのう」です。

そしてめのうは、
モース硬度(6.5〜)7のクォーツですが多結晶質です。異方性が相殺され等方的です。
(等方的なモノで有名なのはガラスです)

当店のアクセサリーに
めのう系を一切使用しない理由でもあります。

スモーキークォーツについては
また次回、詳しくブログに掲載したいと思います。

長文をお読みいただきありがとうございました。
商品選びの参考に少しでもお役に立てれば幸いです。
当店は、
ジュエリー産業倫理網領に基づき
正しい情報提供に努めて参りたいと思います。
引き続き当店を宜しく御願い申し上げます。
ありがとうございました。